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死の宣告

母が死の宣告を受けた。あと1年半くらいらしい。
今は元気だけど。

自分自身の告知ではないし、こんなこと一般に公開しているブログに書くことでは
ないかとも考えたが、書きました。
重ーいタイトル、いきなりな書き出しだけど、記憶と記録として残しておきたくて
あえて書くことにした。

母は色んな病気を持っている。
元から心臓悪くて、心臓の病気もいくつかある。

そのうえ6年ほど前に、進行性の大腸癌が見つかった。
その頃は、うちの長男の面倒を良く見てくれた。
働いてるわたしに代わって保育園のお迎えも殆ど任せきりだった。

うちの子は、1歳半くらいまで、よく風邪をひく子で、月に2,3回は病院通い。
病院の診察券なくっても、顔パス状態だった。
病院で、ガン検診のポスター見てなんとなく受けてみたら見つかった。
見つかったとき、結構大きかった。
最初に、母の命を救ったのは、息子だったのかな。

手術後、切り取ったの見せてもらって、実際触らせてもらった。

特に医学とは関係ない道を歩んでいたので、人の細胞を見たのも、
触れたのも初めて。
不謹慎といわれるかも知れないけど、良い経験ができた。

その後、3回ほど他の臓器に転移しては手術した。

今回も肝臓への転移で、癌自体は通常は手術で摘出して終わりのはずだった。

でも母の場合は、そうはいかず。


出来た場所が、大きな動脈の分かれるところで、切開面が大きくなっちゃうみたい。
かなりのドロドロ血の母は、血流を良くする薬を飲んでいるので、
その状態で大きく切開はできない。

血流良くする薬を止めると、血栓もいくつかあるため、今度は脳梗塞再発の
恐れがあるらしい。
血栓の手術も2回ほどやっている。

去年は、ほんとに死にかけた。

小さい癌を取る手術で、それ自体は難しい手術じゃなかったらしいんだけど
手術数分前に、倒れた。

何度かフラフラ倒れてて、今まで、貧血で倒れてたと思ってたんだけど、
房室ブロックが起きて、心臓が止まったらしい。

手術前で、心電図を付けていて、お医者さんも周りにいっぱいいたので助かった。
すぐペースメーカーを入れてくれた。

手術中に、心臓止まってたら助からなかったみたい。
その後、すぐ脳梗塞で倒れたけど、障害は残ったものの、日常生活はできる。

ほんとに運がよい人だ。

  

今回の癌は、心臓側から、何かを使って摘出する方法もあるみたいなんだけど、
これもまた、ペースメーカが入っていてダメだった。

と、いうことで手術ができないという決断を下された。

残念だけど、仕方がないことだ。
抗がん剤投与で、進行を遅らせるしかない。
病気いっぱい、リスクいっぱいなので、投与も2,3日にわけて少しずつらしい。

以前、抗がん剤の治療で、副作用が強く、かなり気分の悪くなった母は、
途中で、抗がん剤の投与を止めてしまった。
なので、副作用がとても心配だった。

昨日から、抗がん剤投与がはじまった。
ちょっと様子を見にいったところ、そんなに副作用もないようで、気分もいいらしい。
ほっとした。
ただ、大好きなアイスを食べると下がピリピリするらしい。
そんなもんか、アイスなんか食べなくていいよ!といっておいた。
ほんとに、子供みたいな人だ。

死期を知ったショックも思ったほどじゃなかったみたい。
覚悟があったんだろう。

というか、以前は、いつ死んじゃうかわからない的なことをたまにもらしていた。

去年、一緒にはじめて沖縄いったときも、「来年も行こうね」っていうと
「来年はいるか分からないし」って、ポツンと言ってた。

昨日は、来年の沖縄の話をすると、楽しみにしてる様子だった。

きっと、保障されなかった一年後が保障されたからだろう。
リスクの多い母の体にとっては、絶対ではないんだけど、
それでも、期間が決められたことで、気分がすっきりしたんだろう。

気の持ちようで随分違うもんだ。

いつ起こるか分からない恐怖って、人間の体にとってかなりのストレスを
与えるんじゃないかな。
もしかしたら、何も起こらないのかもしれないけど、心配し続けるってかなりの
労力だと思う。

ストレスはほんと体に悪い。
病気じゃない人も病気にするしね。

 
きっとほんとに体が悪くなってきたときには、やっぱり怖い思いをするんだろうけど、
怖がる必要もない時間を怖がって過ごす必要がなくなった。
元気なときには、楽しい時間を過ごしたいものだ。
時間は有効に使いたい。
悩んだり、心配する時間も時には必要だけど、そんなの最小限でいい。

とっても体弱そうに聞こえるかもしれないけど、
ほんとは元気で、鉄砲玉のようにどっか行っちゃうおばちゃん。
なるべく色んなとこ連れてって楽しい時間を過ごそう。

とりあえず、来月から週一回、サロンでのトリートメントモデルをお願いした。
今までは、自宅でやることが多かったので、嬉しいようだ。
外に行くのが好きなので、家を出る予定を何かしらつくってあげないと。

今月は、区民センターでやってる華道教室もあるし、
子供たちと初のディズニーランドに行く約束もしてるし。
今年、初ディズニーシーを体験したときも、かなりはしゃいでいた。
夢のようだって。
さすが、夢とおとぎの国ディズニー!

 
最近よく母と一緒に行動するようになり、ぽち子も加わり
我が家は、子供が2人(母&犬)増えたようでとっても賑やかです。

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コメント

こんにちは。読ませて頂きました。
「言葉がない」のですがおしまいまで読んで「なんて強い
母娘なんだろう」と感じました。
今までに何度も「命」を感じることがあったからかもしれま
せんが、もし私だったら・・・もし母だったら・・・と思うと多
分ブログを書くことさえ出来ないかも。
きっと振り返ればお辛いでしょうけど今を前向きに過ごし
てらっしゃるアロマMさん。とても素敵だと思います。
限られた時間を無駄にしないよう、楽しい思い出を沢山作
れたら良いですよね。
ありきたりでごめんなさい。でも親について考えされた内
容でした。

投稿: ゆうまま | 2007年10月11日 (木) 16時48分

ありがとうございます。
何よりも、言葉を残してくださった、ゆうままさんに感謝いたします。

息子にも、おばあちゃんが病気になってからよく死について聞かれます。
おばあちゃんも、お母さんも、いつか死んじゃうし、死は避けられないものだと教えてます(分かってないかもしれないけど)。
いつか皆死んじゃうから一生懸命、大切に過ごすことをちょっとずつ教えてるつもりです。

あと、1~2年、いや、これから先も楽しい事と、くじけた事と面白い事などなど、色々なブログを綴れたらと思います♪

投稿: アロマM | 2007年10月11日 (木) 23時34分

はじめまして。記事を拝見しました。
あえて、赤の他人が口を挟む必要がないほど、しっかりしてらっしゃるなと感じました。

今年の夏、『Life 天国で君に会えたら』という映画を見ました。文庫も出てますから、読むと参考になるかもしれません。

頑張る、という言葉は似合わないかもしれませんね。むしろ『顔晴る』でしょうか(^-^)

一緒の時間を大切に。

投稿: にいにい | 2007年10月20日 (土) 20時46分

にいにいさん、はじめまして。
ふたつの楽園によく書込みされてる、にいにいさんでしょうか?
他の書込み見ても思うのですが、にいにいさんは、とても言葉の表現がお上手ですね。
『顔晴る』で過ごします♪

Life天国で…、見てみたいと思ってました。
丁度映画のタダ券もあるし、行ってこようかな。

投稿: アロマM | 2007年10月21日 (日) 11時38分

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