精油(エッセンシャルオイル)の酸化
今年の夏、大失敗をしてしまった。
サロンをオープンしてから、家用に新品精油を開封することは殆どないんだけど、
夏に、家用にティートリーを1本買った。
ティートリーうがい一家なので。
なぜ、家のは新品精油でないかというと、サロンのお下がりを使ってるから。
新品は、サロンで使います。
サロンで精油(エッセンシャルオイル)は、木箱に入れてきちんと保存してるけど、
お客様のお体に入るものなので、サロン精油は暫くすると家用となる。
家では、芳香浴やバスソルト、キャンドルなどに使ってます。
何の失敗をしたかというと、新品のティートリー、
理由は忘れたけど、急いで片付けたため、
家の精油入れではない、いつもと違うところに入れてしまった。
家で一番温度の上がる部屋の棚の中。
我ながら、かなり反省だけど、そこで1ヶ月半位は過したのかなぁ。
開封時は、ティートリーの香りに混じって、なんかちょっと苦い香りがした。
未開封だったけど、多分、酸化か重合しちゃったんだよなぁ、大失敗。
勇気を持って、そのティートリーでうがい薬を作って、うがいしてみた。
うっ・・・、味も何だか違う・・・
(絶対マネしないでくださいね。安全なものを、安全な濃度で使用してください。)
とってももったいないけど、やっぱり使えないので、捨ててしまいました
未開封だからといって侮れない(。>0<。)
精油(エッセンシャルオイル)は、高温多湿をさけて保存しましょうね
家に、3年前に買ってすぐ開封したマージョラムがある。
まだ、2ml位残ってる。
サロンで使っているのとは別のメーカーなんだけど、
精油メーカーではなく、色々なものを売っているメーカーのもの。
お値段もお手ごろだったし、どんなものかと思い、
試しに数種類買ってみた。
開封時の印象として、偽物や作り物っぽい香りはしなかった。
なので、ほんとに精油(エッセンシャルオイル)だと思うんだけど、
なんとこれ、3年経っても酸化したような変な香りはしません w(゚o゚)w
マージョラムといえば、肌とかへ抗酸化作用あるというけど、
だからといって精油自体の酸化は別だし、
比較的酸化せず、こんなに香りを保てるものなんだろうか
本来、マージョラムもティートリーも主成分はモノテルペンアルコールが多いし、
モノテルペンってことは、酸化や重合もしやすいはず。
購入前の保存状態や、輸送の状態も関係あるかもしれないけど、
未開封、約2ヶ月で傷んでしまったティートリーと、
開封済で、3年経ってまだ香りを保ってるマージョラム。
う~ん、自分の中で沸々と疑問が沸きあがる
真偽は分からないけど、マージョラムに保存料的なものが
入っているんじゃないかってちょっと疑ってしまった。
マージョラムのメーカーさんは、
100%ピュアなエッセンシャルオイルで、農薬や化学肥料は一切不使用、
原料の植物はオーガニック認定を受けているといっている。
酸化防止剤等については特に触れていない。
もしかして、原料はオーガニックだけど、精油の成分は微妙なのかな・・・
酸化防止剤の検査とかしたら、色々出てきちゃったりしないのかな・・・
まぁ、市販の化粧品や食品も保存料入っているもの多いし、
それで腐敗していないものを使ったり食べたりできるのも事実。
家で芳香浴に使うのなら、香りの持ちもいい。
また、植物油(酸化防止剤、保存料は含まない前提で)に希釈してしまえば、
酸化防止剤の有含量は、ほんの少しになってしまうかもしれないし。
酸化防止剤等の危険度にもよりますが・・・
何に使って、何を選ぶかはその人次第。
ものによっては基準があいまいだけど、
ちゃんと選択できるような表示があるといいな。
人によって良し悪しは様々、みなさん、ご自分で良いと思うものを選んでくださいね。
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